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川魚ミッジ・スピナーベイト
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「川魚ミッジ・スピナーベイト」を製作しました。
これまでに「川魚マイクロスピナーベイト・フライ」というルアーを製作していたのですが、
このルアーをもってしても攻略できない川魚たちがいました。
「川魚マイクロスピナーベイト・フライ」に反応しなければ
あきらめもつくのですが、
興味をもって追いかけてきているにもかかわらず、
「あと一歩」というところ帰っていく魚たちを
何とか食わせられないか？
と試行錯誤を重ねてきました。
サイズを小さくすれば
ということはすぐに思いつくのですが、
サイズを小さくしただけでは、
ルアーとして満足できる動きが出ませんでした。
パーツ選びやワイヤーの寸法を試行錯誤した結果
完成したのがこの形です。
川魚マイクロスピナーベイトとの比較。
サイズだけでなく、ワイヤ―の加工にも工夫しました。
ただし、
ブレードの取り付けを極限にまで小さくしたため、
ラインを結ぶ際には、ブレードの位置にしていただきたいのです。
こちらはあまりよくない結び位置です。
こちらに結んでもブレードは回転しますが、
本来の機能を発揮しずらくなってしまいます。
いろいろとテストして、納得がいかず、という
トライ・アンド・エラーを幾度も重ねていくうちに、
販売できるのがシーズンがほぼ終了した12月になってしました。
写真のヌマムツは11月30日、水温がほぼ10度という
小型の川魚にとっては冬支度を始める頃に釣りました。
マイクロスピナーベイトやスプーンには興味を示しても
口を使うことはないという限界の状況。
そんな中、
川魚ミッジ・スピナーベイトにだけ追っかけてきて
口を使ってくれました。
この日はヌマムツだけでなく、
カワムツはもちろん、オイカワやタモロコも釣れました。
この結果をもってようやく販売させていただくことにしました。
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